1.鉄板と鉄板の隙間はどれ位開くの?
リンクプレートにはセンターボルトを保護する為に22mmの突起がついています。従って鉄板と鉄板の隙間は22mm開くことになります。
2.縞鉄板にも使えるの?また、厚みは何mm対応ですか?
一般的な縞鉄板には使用可能です。これは、縞目の高さよりも、特殊ピンの高さ(4mm)の方が高いためです。但し、一部の特殊な縞鉄板(縞目の非常に高いものや、国外の規格外製品など)は使用できない場合があります。また、厚みについては、19~25mmまで使用できます。
3.締め付けトルクはいくらですか?
現場の施工においては、ウェブ上の取り付け手順を参考に、ラチェットレンチにて最終締め付けを行ってもらったら十分にトルクが出ています。(設計上は160Nmで締め付けることとなっていますが、手順を守っていただけたらトルクレンチによる管理は必要ございません。)
4.割れたり、破損したりしないの?
パワーショベルを心地旋回させるとノーマルシューが当たり、傷や破損が生じる場合があります。
5.Rをつけていくことは出来るの?
基本的には出来ません。しかし、ピンがかかる範囲で若干のRをつけていくことは出来ます。
6.コストは本当に鋼板の溶接より安いの?
リンクプレートと鋼板の材料費を比較すると、鋼板の方が安価であろうかと思います。しかし、リンププレートの取り付け作業と鋼板の溶接作業とを比べると、リンクプレートが2倍程度早いので、手間代や現場経費は約半分で済みます。それと、鉄板を返却してからの付着物の除去費用が発生しないので、現場のトータルコストは安く済む場合が多いのです。
7.アスファルトやコンクリートの上でも使えるの?
下プレートの厚みが20mmありますので、アスファルトやコンクリートの上では使いにくいのですが、現場によっては導板(合板)や砂などを敷いて使用して頂いています。
8.どういう場合にスクラップ扱いになりますか?
・上プレートと下プレートがセットで戻らない場合
・上、下プレートに補修できない程の損傷がある場合
・下プレートのネジ山にボルトを斜めに入れた為、ネジ山が補修出来ない程つぶれてしまった場合
・予定の使用期間を過ぎても長期に渡り返却が無い場合
・その他製品としての再出荷できない場合
以上が該当します。
9.施工上で気をつけるところはどこですか?
・4つのピンを全て確実に鉄板に噛ませること
・ボルトを斜めに入れないこと
・セットハンマーでピンを深く食い込ませること
・本締めを確実に行うこと
以上を守っていただければ完璧です。
(ウェブ上の取り付け手順も参照ください。)
10.つまずき防止措置はとれますか?
「つまずき防止カバー」の使用により、ご対応頂けます。
11.使用場所の制限はありますか?
「つまずき防止カバー」を使用して頂くことにより、公道での使用も可能になりますが、安全性を保証するものではありませんので、十分注意の上、ご使用願います。
12.短辺は、中央に1個つけるだけでいいのですか?
鉄板を縦、横に複数枚使って連結する場合は、短辺の中央に1個で結構です。ただ、縦に一列に使う場合や、スロープ部や特に荷重のかかる場合は2個設置してください。
