側圧の大きい場合や、切梁の間隔を広くする場合等には、下記(1)に示すような2重腹起や、
(2)に示すような2段腹起が使用される事があります。
これらを使用する場合には、作業空間や切梁配置等を考慮して選定する必要があります。
(1) 2重腹起の場合 ※図はクリックすると拡大します
腹起の突出量が大きくなるので、掘削面への資機材の搬入・搬出作業に支障とならないか注意が必要です。
また、本体構造物と土留め間の距離が余分に必要な為、用地の制限等も考慮する必要があります。
2重腹起を使用する場合には、相互の腹起をボルト等により確実に緊結し一体化しておく事が重要です。
(2) 2段腹起の場合 ※図はクリックすると拡大します
1方向切梁の土留めや切梁の無い立坑に用いられます。
2段腹起を使用する場合には、継手ボルトの締付け作業に支障がでないように上下の腹起間隔(15~20cm程度)を確保しておく必要があります。
また、ブラケットは腹起重量が1段の2倍となる為、それに適合する強度のものを用います。
一般には1段腹起の場合に使用されるブラケットを利用して、設置間隔を1/2にして取り付ける事が多いです。
また、2段腹起に対して切梁が1段の場合には腹起間に縦梁を使用し、2段の腹起に均等に荷重が伝達するよう切梁を腹起間隔の中央に設置します。
間隔保持材は、H鋼,・溝形鋼等を使用しています。
以上、レアなケースですが、参考にして下さい。


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2重腹起及び2段腹起について
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