今回は、『曲げモーメント』・『せん断力』・『たわみ』について、イメージ的な説明をします。
【曲げモーメントについて】
・『モーメント』とは、物体を回転させる力の大きさを表します。
例えば、右図で同じ体重の子供(P)が左右長さの異なるシーソーに乗った時、
L1 < L2 の場合には、 P・L1 < P・L2
となるので、Bの子供の方がモーメントが大きいという事になります。
・『曲げモーメント』とはモーメントの一種で、部材を曲げようとする力を言います。
例えば右図において、曲げモーメント(M)は荷重(P)が大きい程、
また、スパン(L)が長い程大きくなります。
そして、L1=L2の時に曲げモーメントが最大となります。
・『曲げ応力度』とは、曲げモーメントを部材の断面係数で割った値を言います。
・『断面係数』とは、材料の曲げに対する強さを表す係数を言います。
【せん断力について】
・『せん断力』とは、右図のように部材の軸に対して直角方向に力が作用する時、その面に沿って部材を切断しようとする力を言います。
(※ はりとは、軸に対して直角方向から荷重を受け、曲げの作用に抵抗する部材のことを言い、“単純ばり”“片持ばり”“両端固定ばり”等、種々のものがあります。)
・『せん断応力度』とは、せん断力を荷重(力)に対して直角方向の部材の断面積で割った値を言います。
(※ H鋼の場合はウェブの断面積のことです。)
【たわみについて】
・『たわみ』とは、右図のように曲げ部材が荷重を受けて変形した時のもとの点からの距離を言います。


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