技術関連

土留施工時における境界からの必要寸法について

毎月恒例のプチ講習、第二十三回は、
「土留施工時における境界からの必要寸法について」(一般的な目安値)です。

 まず最初に、土留(親杭H形鋼、SMW芯材、鋼矢板etc)の打設工法を選定する時に必要な事項を以下に示します。

    ・土質条件
    ・土留の長さ
    ・敷地の規模
    ・搬入路の状況
    ・周辺の環境

etc.


上記の事項を考慮した上で、
下記に示す打設工法の中から施工性・経済性に適した工法を選びます。

 (1)打撃方式
    ・・・親杭に適用:ダウンザホール工法
 (2)圧入方式
    ・・・鋼矢板・親杭に適用:サイレントパイラー、クラッシュパイラー(硬質地盤クリア工法)
 (3)ウォータージェット併用方式
    ・・・鋼矢板・親杭に適用し、サイレントパイラーやバイブロハンマとの併用が可能
 (4)オーガー方式
    ・・・親杭に適用:アンギラス工法、アポロン工法
 (5)オーガー併用圧入方式
    ・・・鋼矢板・親杭に適用:HAS工法(機種名:パイルマン)
 (6)バイブロハンマ方式
    ・・・鋼矢板・親杭に適用:油圧式、電動式
 (7)ソイルセメント地中連続壁工法
    ・・・SMWに適用

etc.



◆土留の打設工法には、(1)~(7)に示すように多種のものがあり、土留施工時における境界からの必要寸法もまちまちなのですが、施工が可能か否かの一般的な目安になる値>(土留センターから境界までの距離)を以下に示します。


  (a)親杭の場合     ⇒ 圧入方式(サイレントパイラー)の時:600mm以上
                 ⇒ 圧入方式(クラッシュパイラー)の時:750mm以上
                 ⇒ オーガー方式(アンギラス工法、アポロン工法)の時:450mm以上
                 ⇒ オーガー併用圧入方式(HAS工法)の時:600mm以上
                 ⇒ バイブロハンマ方式の時:700mm~1000mm以上

  (b)鋼矢板の場合    ⇒ 圧入方式(サイレントパイラー)の時:600mm以上
                 ⇒ 圧入方式(クラッシュパイラー)の時:750mm以上
                 ⇒ オーガー併用圧入方式の時:600mm以上
                 ⇒ バイブロハンマ方式の時:700mm~1000mm以上

  (c)SMW芯材の場合  ⇒ 450mm以上



(注) 但し、上記の必要寸法はあくまで目安の数値なので、
    打設工法を決定する際には、施工規模・現場の状況等に十分留意して下さい。

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