技術関連

計測管理について

毎月恒例のプチ講習、第二十五回は、「計測管理について」です。

計測管理の目的は、施工中の土留めや周辺地盤・構造物の挙動を測定することによって、危険な現象の兆候を速やかに察知し、安全確保や周辺環境保全・通行機能確保のための事前の対応を可能にすることにあります。

≪ 対策工 ≫
 ・計測管理等の結果、土留めの安全や周辺環境の保全に支障が生じることが予測された場合
  には、その緊急度に応じて適切な対策工を実施する必要があります。
 ・対策工の選定にあたっては、地盤条件・施工条件・周辺環境への影響等を考慮し、
  効果・経済性・工程等について比較検討を行い、最適な工法を採用します。


◇ 対策工としては、以下に示すようなものがあります。

  (1)土留め壁または支保工の応力度、変形が許容値を超えると予想された場合
     1.切梁にプレロードを導入する
     2.切梁・腹起の段数を増加する
     3.掘削底面下の地盤改良を行う
      但し、地盤を緩めずに施工することが重要
     4.水圧を低減させる為に、背面側の地下水位を低下させる
      但し、背面地盤の沈下に対する検討が必要

  (2)ボイリングに対する安定性が不足すると予測された場合
     1.掘削底面下の地盤改良を行い、不透水層とする
     2.水頭差を低減させる為に、背面側の地下水位を低下させる
     3.注水を行い、水中掘削の後、底面に水中コンクリートを打設する

  (3)ヒービングに対する安定性が不足すると予測された場合
     1.平面的に部分掘削を行い、直ちに底面のコンクリートを打設する
     2.背面地盤をすき取った状態で掘削を続行する
     3.掘削底面下の地盤改良を行い、強度増加をはかる
     4.注水を行い、水中掘削の後、底面に水中コンクリートを打設する

  (4)盤ぶくれに対する安定性が不足すると予測された場合
     1.地盤改良により不透水層の層厚を増加させる
     2.問題となる被圧帯水層の水位を低下させる
     3.注水を行い、水中掘削の後、底面に水中コンクリートを打設する

  (5)周辺地盤の沈下により有害な影響を及ぼすと予測された場合
     1.土留め壁の変形を抑える(上記(1)の1.2.参照)
     2.周辺地盤の強化・改良または遮断防護工を実施する etc

◆・.。*†*。.・◆ NETIS(新技術情報提供システム)登録 商品はこちら ◆・.。*†*。.・◆
↓↓↓                      ↓↓↓
      
≪ 登録番号:KK-120033-A ≫    ≪ 登録番号:KT-060068-V

お問い合わせ

お問い合わせフォーム をご覧ください。

PAGE TOP ▲

大商鋼材株式会社大阪市北区天神橋3丁目1番35号 南森町岡藤ビル7F
TEL 06-6358-2561(代) FAX 06-6358-7045