親杭の設置方法としては、埋込み式(振動式と打撃式)・圧入式・埋込み式の3種類の方法がありますが、埋込み式(オーガー式)で設置する場合には、以下の点に注意する必要があります。
(1)親杭の受働抵抗を十分に発揮させる為に、
杭の根入れ部分は、必ず、根固め液の注入を行います。
(2)周辺地盤の緩み及び根切り時の山留壁の変形を少なくする為に、
杭廻りの空隙も充填しておく必要があるのですが、その方法としては以下の
(a)良質の砂などを用いて、水締めを行いながら埋戻しを行う
(b)セメント・ベントナイトなどの充填材を削孔した穴に注入した後に、親杭を挿入する
などの方法があります。
