重仮設材・その他

プレストレスデッキとは?

『開発の背景』

お客様の声から始まりました

プレストレスデッキ内部構造

プレストレスデッキ内部構造

10年程前、「覆工板をもっと長く出来ないか?」とのご相談を頂きました。覆工板を長く出来ると、開口部が広がり掘削作業や機材の積み降ろし等が楽になるというのです。しかし、覆工板が開発されてから40年以上もの間、応力限界により長さは3.0mまでというのが業界の常識でした。それでも長スパン化の実現を目指し様々な方法を検討しましたが、総重量が重くなったり耐久性が低下したりと、どれも芳しくありませんでした。そんな折、「関西大学 先端建設技術実用化研究会」の活動の中で、「鋼板プレストレス強化工法」と出会ったのです。この工法を用いると母材の変更なく、シンプルな構造で長スパン化が可能となるため、「覆工板の長スパン化が可能かも…」と考え、共同研究が始まりました。そして様々な実験を繰り返し、ついに覆工板の長スパン化を実現したのです。

関西大学との産学連携で実用化

日刊工業新聞

日刊工業新聞2006年10月12日掲載(PDFデータ)

「プレストレスデッキ」は「先端建設技術実用化研究会」の活動の中から生まれた商品です。当研究会は、関西大学の持つ技術シーズを用い、現代の社会基盤施設における様々な課題について、その解決を目指しています。関西の建築・土木関連の中小企業12社で構成され、現在もいくつかグループに分かれてプロジェクトを進めています。「プレストレスデッキ」は関西大学・太洋建設(株)・(株)技建管理・大商鋼材(株)が共同で開発しました。

採用実績 「三宮南地区高潮対策西工区土木工事(その3)」についての建設新聞掲載記事もご覧ください。

<当研究会に関するお問い合わせ>
「先端建設技術実用化研究会」事務局 大商鋼材株式会社
TEL 06-6358-2561 またはこちらから 担当:藤本

共同研究者のご紹介

坂野昌弘教授

坂野昌弘教授

関西大学工学部 都市環境工学科 坂野昌弘教授

「鋼板プレストレス工法は、従来のケーブルプレストレス工法と比べて、プレストレスによる死荷重応力の低減とともに、補強鋼板による断面剛性増によって活荷重応力までもが低減できる画期的な補強工法です。これによって、同一断面の桁を用いた長スパン化や、同一スパンでの低桁高化あるいは少主桁化等が可能になります。しかも、溶接を用いない一般的な高力ボルト接合なので疲労耐久性が高く、補強板定着部の構造も極めてシンプルです。これまでは既存橋梁の補強工事に採用されて来ましたが、新設の橋梁として実用化されるのはこの「プレストレスデッキ 1.0m×4.0m」が第一号です。このようなデッキの実現により、作業効率と安全性の向上、さらに工事全体の鋼重減によるコストダウンが可能になります。鋼板プレストレス工法は、損傷部の補強対策など様々な可能性を秘めていますので、今後もはりきって研究を進めて行きたいと考えています。」

プレストレスデッキ概要

名称 プレストレスデッキ1.0m×4.0m
権利化状況 特許第4974540号
技術登録 国土交通省「NETIS」登録番号:KK-120033-A



『プレストレスデッキの特長』

十分な強度

4.0m の長さでも、中間桁を入れる必要はありません。もちろん、道路橋示方書のB活荷重(T-25)に対して十分な強度を有しています。

高い耐疲労性

溶接部がないシンプルな強化工法なので、疲労に強い構造です。

軽量化に成功

鋼板プレストレス強化工法の採用により実現した長スパン 1 .0mx 4.0m のプレストレスデッキは、1 .0mx 2.0m の2枚の覆工板よりも軽量化されています。

高い互換性

従来品と同じ、高さ200mm、巾1.0mなので従来品との互換性が高い商品です。

作業効率と安全性が向上

3.0mの場合/4.0mの場合
掘削機械のオペレーターからの視角が広くなるので安全に施工できます。油圧ショベルの場合、アームの長さが決まっているため、開口部が広がるほど接近作業が可能になり、開口部が広がることでこれまで以上の作業空間を確保します。

コスト縮減

4.0mx4.0m路面覆工(平面図)
※クリックで拡大表示されます。桁材が減少することで、工事全体の鋼重を削減でき経済的です。

敷設作業の低減

1枚あたりの面積が広がるので敷設作業のスピードアップが図れます。

特別な吊具は不要です。

吊孔の位置は従来品(1.0m×3.0m)と同じなので、特別な吊りワイヤーは不要です。



『鋼板プレストレス強化工法』

鋼板プレストレス強化工法とは

強化鋼板を加熱膨張させると、その後に冷却収縮し圧縮力が発現します。この性質を利用し、H形鋼にプレストレスをかけたのが鋼板プレストレス強化工法です。プレストレスによる死荷重応力の低減効果に加えて、強化鋼板の断面剛性増による活荷重応力の低減効果も期待できる画期的な強化工法です。施工実績・JR西日本(株)桂川橋補強工事 ・南海電気鉄道(株)新今宮駅高架橋補強工事 ※クリックで拡大表示されます。

鋼板プレストレス強化工法

アメリカ土木学会誌に掲載

土木学会において世界的に権威のあるAmerican Society of Civil Engineers(アメリカ土木学会)が発刊する『Journal of Bridge Engineering』の2006年10・11月号に、「鋼板プレストレス強化工法」の論文が掲載されました。

関西大学科学技術振興会産学連携賞受賞


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≪ 登録番号:KK-120033-A ≫    ≪ 登録番号:KT-060068-V

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